この記事をまとめると
■運転免許証を紛失した際にすべきことを解説
■警察署と運転免許試験場で再発行が可能
■その際、身分証明書が必要となる
運転免許試験場では即日再発行が可能!
クルマを運転する際は常に携行することが義務付けられている運転免許証。多くの人は日常的に持ち歩くサイフやパスケースなどに入れているのではないだろうか。
そんな運転免許証、サイフを落としてしまったり、カバンを置き忘れたりしてしまって紛失してしまった場合、どんな手続きが必要になるのだろうか?
まず、明らかに落としたなど紛失したということであれば、最寄りの警察や交番に遺失物届を出しておきたい。親切な人が拾って届けてくれた場合は連絡がくるし、万が一免許証を悪用されてしまった場合でも、遺失物届を出していれば疑われるリスクが軽減されるハズだ。
なお運転免許証は顔写真付の身分証明書として使われることも多いため、さまざまな契約ごとに悪用されてしまうケースもあるため、普段運転しないという人でも届出をしておくことをオススメしたい。
不幸にも紛失した運転免許証が出てこなかった場合は、再発行をすることになる。この再発行は最寄りの警察署、もしくは運転免許試験場で行うことができる。
当然ではあるが、運転免許証を紛失した状態でクルマに乗って移動するのは「免許証不携帯」の罰則の対象となるので、現地に向かう際は公共交通機関やタクシー、家族や知人に運転してもらうなどの方法で向かっていただきたい。
基本的に再発行の手続きは警察署でも運転免許試験場でも同じとなるが、警察署での手続きだと免許証の再発行まで数週間かかるのに対し、運転免許試験場では即日再発行となるという違いがあるので、急いでいる場合は試験場での手続きがオススメだ。
ちなみに免許証の再発行には身分証明書が必要となるが、これが意外とハードルが高くなる場合がある。というのも、身分証明書として使えるマイナンバーカードや健康保険証などの定番のものは、免許証と一緒にサイフなどに入れているケースが多く、免許証と共に紛失しているケースが多いからだ。
そのほか住民票の写しなども身分証明書として使えるが、こちらも発行するときに別の身分証明書が必要になることがほとんど。
それ以外の身分証明書として使えるものとしては学生証や社員証、パスポートなどもOKとなるので、こういった事態を招かないためにも、いくつかの身分証明書として使えるものは別の場所に保管するといった防衛策も必要といえるかもしれない。