投稿日: 2017年3月23日 18:30 TEXT: 吉田由美 【美人自動車評論家】吉田由美がフランスの科学探査船「タラ号」と「カングー」をチェック! Category Tags ミニバン ルノー 画像はこちら 現在フランスの科学探査船「タラ号」が寄港中「タラ号」とは、フランスのファッションデザイナー「アニエス・ベー」が13年前の設立からかかわっている非営利団体「タラ財団」が、賛同する企業や個人からの寄付によって、さまざまな海の環境汚染、地球温暖化、生物多様性などを調査するための科学探査船。 これまで2006-2008年は氷に覆われた北極の大気や氷、海を調査する「タラ号 北極プロジェクト」。2009-2013年は微生物やプランクトンの生態を調査する「タラ号 海洋プロジェクト」。2014年には地中海の海中に捨てられたプラスチックによる海の汚染などを調べる「タラ号 地中海プロジェクト」などを行い、その航海は350,000キロにも及んでいます。 そして現在は2016年から2018年にかけてサンゴ礁の生態を調査する「タラ号 太平洋プロジェクト」の真っ最中。2016年5月にフランス・ロリアン港を出港し、太平洋を日本近海でも調査。その調査によれば、小笠原ではサンゴが元気なものの、沖縄のサンゴの状態は良くないとのこと。 16名が乗船し、乗組員のほかに大学や国際的な科学者、そしてアーティストも同行しています。今回も日本人アーティスト大小島真木さんが同行し、そこで見たり聞いたりしたものからイメージした作品を制作しています。 2017年2月からは日本の各地に寄港し、海に興味を持ってもらったり「タラ号」の活動を広く認知してもらうという「タラ号」のもうひとつの重要な任務を遂行。日本で寄港する9カ所で船内を一般の方や小学生などに公開したり、講演、イベントなどを行っています。 その活動を日本国内の陸の上でサポートするのがルノーのお洒落なミニバン「カングー」。「ミニバン」というと、日本では「お父さんが家族のために我慢して乗るクルマ」というイメージがありますが、「カングー」は違います。なんといっても広い荷室は助手席まで倒せば最大2866リッター(カングー ゼンATを除く)。両側のスライドドア、観音開きで開くダブルバックドアなど、使い勝手もなかなか。しかもタフに走ります。しかし一番の魅力はデザイン、というルノーのベストセラーカー。「ルノー」はフランスという共通点や、自動車メーカーという立場から地球温暖化や環境調査に取り組む「タラ号 太平洋プロジェクト」に賛同し、パートナーとして「ルノー・ジャポン」が日本での活動中に「カングー」を提供。「タラ号」からのリクエストは、海をイメージする「ブルーのボディカラー」ということだったそうで、そこにオレンジのロゴを配しています。「カングー」が「タラ号」に同行するのは東京の竹橋までとなりますが、「タラ号」はこの後、3月20日に横浜を出港し、下記の寄港するので、その姿を目撃することができます。3月20~25日:東京竹橋小船桟橋寄港3月26日:開国下田みなと寄港3月30~4月1日:高知新港4月16~20日:沖縄北谷フィッシャリーナ寄港【画像ギャラリー】 画像をもっと見る編集部が選ぶ!あなたにおすすめの記事 【試乗】純粋に走りが楽しめるルノー カングー ゼンEDC! 【カングーからメガーヌまで】MTを嗜むドライバー必見のルノー車たち 【カングー長期リポート①】わずか1.2リッターでも「頑張ってる感」なく100km/hまで加速! 【PR】【2024年11月】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介 【カングー長期リポート②】自由な発想の技ありユーティリティが使いやすい ユルさのなかに感じるカングー愛! 山中湖に1280台のカングーと人と犬が集結して思い思いに楽しんだ
カテゴリー 最新自動車ニュース 自動車イベント・カーイベントいますぐ買うしかない「ディーゼル+MT」のバカ売れ確定限定車が出た! カングー ジャンボリー恒例のサプライズに歓喜 TEXT: 佐橋健太郎 2024年11月01日
カテゴリー EV 自動車コラムこれがルノー・キャトルって……全然違うじゃん! 一見似ても似つかないけどプロの目でみたらちゃんと「キャトル」していた!! TEXT: すぎもと たかよし 2024年10月22日
カテゴリー 自動車コラム長年「出ては消え出ては消え」の繰り返し……もレクサスLBXがついに打破! 日本車が苦手だった「小さな高級車」苦戦の歴史を振り返る!! TEXT: 青山尚暉 2024年10月20日