ついに最強モデルがやってきたぞ! フォルクスワーゲンより「ゴルフR/ゴルフRヴァリアント」が登場 (1/2ページ)

この記事をまとめると

ゴルフシリーズに歴代最強となる「R」が加わった

■先代モデルより10馬力アップしているほか新装備も導入された

■専用装備を多数装着している

歴代最強モデルとしてロールアウト

「Cセグメントの世界基準」と呼ばれ続けているコンパクトカーの世界的パイオニアといえば、フォルクスワーゲンのゴルフに異論を唱えるユーザーはいないのではないだろうか。それほどゴルフというクルマは偉大なのだ。評価されているポイントは、使い勝手やメカニズム、質感など多岐に渡る。もちろん日本でも人気が高い輸入車として長年愛されているのは言うまでもない。

 そんなゴルフの歴史を語るうえで欠かせないのがホットモデルの存在だ。じつはゴルフはただのコンパクトカーではなく、モータースポーツなどでも人気なモデル。遡れば、40年も前にゴルフポカールレースが開催されていたほか、最近では世界中で人気の高いツーリングカーレースであるTCRにも出場している。

 しかし、公道でレーシングカーに乗ることは法規上極めて難しい。だが、そんなモータースポーツファンや走り好きをフォルクスワーゲンは見捨てていなかった。それが今回、日本上陸することが発表されたゴルフの最強モデル「ゴルフR」と、そのワゴンモデルである「ゴルフRヴァリアント」だ。ゴルフRは、ゴルフではもっともハイパフォーマンスなモデルという位置付けとなっており、いまから2モデル前のゴルフ(通称ゴルフ6)から設定されている。では、詳細を見ていこう。

 日本に導入される今回の「ゴルフR/ゴルフRヴァリアント」の心臓部には、同車史上もっともパワフルな320馬力を発生する2リッターTSIエンジンを搭載する。トルクは420Nmだ。これは、先代モデルのゴルフRから比較して最高出力は10馬力強化され、最大トルクは20Nm高められている。

 駆動系にも大幅な改良が施されている。その例として、「ティグアンR」に採用されている“Rパフォーマンストルクベクタリング” と“ビークル ダイナミクス マネージャー”の採用がある。これは、最適なトルク配分と正確でニュートラルなハンドリングを実現できるシステムで、Rの持つパワーを確実に路面に伝えることが可能だ。


新着情報