この記事をまとめると
■日産フェアレディZが半導体不足により発売を秋ごろに延期している
■発売延期に伴い新規受注も一旦停止しており、納期が数年後となっているグレードもある
■フェアレディZを注文するにあたっては転売禁止の書面へのサインが求められる
フェアレディZが正式発売前に新規受注停止となる非常事態
今年の東京オートサロンで日本仕様を初公開し、夏ごろの発売を予定しているとアナウンスされた新型フェアレディZ。型式的にはZ34のままでマイナーチェンジ扱いではあるものの、従来型の面影を感じさせないエクステリアや400馬力を超える3リッターV6 ツインターボエンジンなどを搭載することで話題を集めた。
また、ご時勢的にも最後の純ガソリンエンジンを搭載したフェアレディZになる公算が高く、520万円台のスタート価格でありながらも注目度が高い1台となっている。
そんな新型フェアレディZであるが、折からの半導体不足の影響もあってか夏ごろを予定していた発売を秋ごろに延期とし、新規受注も7月末で一旦停止となっているのだ。
この措置はすでに注文を入れているユーザーすべてに確実に納車するための措置と言われているが、そもそも正式な発売日が決定していないクルマが発売前に受注停止となるのは異例中の異例と言っていいだろう。