この記事をまとめると
■先代ディフェンダーの限定車「ワークスV8トロフィーII」を25台発売
■先代ディフェンダーがアドベンチャーイベントなどで走破した地域をカモフラージュ柄として採用
■「ワークスV8トロフィーII」にインスパイアされた腕時計も1000本限定発売される
先代ディフェンダーの偉業を讃える限定車
ランドローバーの歴史を支え続けてきたディフェンダーは、元々は1947年に作られた「シリーズワン」がルーツになっている。現在は、2020年に発表された2代目モデルへと進化を果たしているが、2015年まで70年以上に渡って生産が続けられた先代ディフェンダーは、オールドスクールなスタイリングと、その類い稀な悪路走破性により、いまだ人気が高い。
すでに生産終了から7年が経過しているそんな先代ディフェンダーをベースに、数々の特別装備を施した限定車「ディフェンダー ワークスV8トロフィーII」が、ランドローバー・クラシックから発売された。
「ディフェンダーワークスV8トロフィーII」は、ランドローバーの過去モデルの整備・修繕・管理を行っているランドローバー内のスペシャルチーム「ランドローバー・クラシック」が2021年に企画した、「ディフェンダーワークスV8トロフィー」の第2弾となるモデルだ。
エクステリアには、「フジホワイト」という白いボディカラーに「ナルヴィクブラック」の黒いルーフを組み合わせたツートーンカラーを採用。そこに、特別なカラーリングとして、これまでに先代ディフェンダーがキャメルトロフィーやファーストオーバーランドなどのアドベンチャーイベントで走破した、23もの場所を示したカモフラージュデザインを施した。さらに、このカモフラージュデザインの中には、ランドローバー車のアイコニックなフォルムのシルエットがいくつも隠されているという。
そのほかのエクステリアの特徴としては、フロントグリル前方のウィンチ付き保護Aフレームやブラックサテン仕立てのボンネット、1.27mのフルワイドLEDライトバー、リアリカバリーポイント、ロックスライダー、外部ロールバー、リアラダー、グロスブラックの18インチソウトゥースアロイホイールなどのさまざまな特別装備を採用する。これらエクステリア装備により、先代ディフェンダーのオールテレイン性能が大幅に強化されている。