この記事をまとめると
■バンコク国際モーターショーが開催、コロナ禍の前回・前々回よりも来場者が増えていた
■トヨタやホンダ、日産など日系ブランドブースは相変わらずの賑わいを見せていた
■日経メーカー以上に若い客層で賑わっていたのが中国系メーカーのブースだった
コロナ禍を乗り越えてバンコク国際モーターショー開催
各出展社のプレスカンファレンスが行われたプレスデーでも、その存在感を見せた中国メーカー。今回はGWM(長城汽車)とMG(上海汽車)ブランドがバンコクモーターショー会場でブースを構えていた。
プレスデー翌日から一般公開がスタート。筆者は一般公開日初日の様子を見にショー会場へ向かった。やはり初日に会場へ出かけたという地元の事情通に聞くと「コロナ禍となった2020年や2021年開催の時に比べれば会場を訪れる人は多い印象を受けた」とのこと。
筆者はちょうど会場が開く午後12時ごろに到着し、そのまま展示ブース内に入場した。会場に入ると、どのブースも多くの人でにぎわっており、タイでもトップシェアとなるトヨタやホンダ、日産など日系ブランドブースは相変わらずの賑わいを見せていたのだが……。
今回の各ブランドブースの配置では、トヨタを挟む形で両脇にGWMとMGとなる、何か意味深なレイアウトとなっている。タイでの現地生産及び販売はMGのほうが早く、GWMがタイ市場に参入したのは2021年となり、まだまだ新参者といってもいいのだが、「はるか昔からタイで展開しています」といったような雰囲気で目立つブースを構えていた。