この記事をまとめると
■ジープレネゲードに限定車「アップライト 4xe」が登場
■特別な外装色やリサイクル糸を使用したシートなど、数多くの専用装備を備える
■200台の限定モデルで購入者特典も用意もされている
数多くの専用装備が与えられた限定モデル登場
日本でも大躍進を続けるジープブランドが、日本車やドイツ車などのライバルがひしめくコンパクトSUV市場に投入したモデルがレネゲード。ジープブランドの中ではもっとも小型であり、手頃なプライスが設定されたエントリーモデルとなっている。
そんなレネゲードに限定車「アップライト 4xe」が設定された。
レネゲード・アップランド 4xeは、ジープでもっとも燃費に優れるモデルとして2020年に追加されたプラグインハイブリッドのレネゲード・リミテッド 4xeをベースに、内外装にさまざまな専用装備を与えたもの。
エクステリアでは、専用色となるアズーマッターメタリックのボディカラーが特徴。これは。澄んだ水面をイメージした淡いブルーで、ブラックに仕上げられたルーフとのコントラストによって、レネゲードのスポーティな雰囲気を強調する。また、エンジンフードにはこのモデル専用となるデカールがあしらわれて特別感を演出。
そのほかにも、ブロンズのアクセントが入れられたフロントグリルやグロスブラック仕上げの17インチアルミホイール、同じくグロスブラック仕上げのドアミラーなどの専用装備を備え、精悍さをアピールする。
インテリアで目立つのは、海洋廃棄物からリサイクルされたSEAQUAL専用糸を用いたエコファブリックシート。マリンスポーツを想起させる専用装飾や「Jeep」ロゴの刺繍により、ファッションセンスを感じさせる仕上がり。そのほかにも、エアコンの吹き出し口やスピーカーの周囲にはブロンズのアクセントが施されるなど、細部にまでこだわったデザインとなる。
さらに、この限定車には、ライフスタイルアウトドアブランドの「ポーラー」とのコラボレーションによる「Jeep」ロゴ入りキャンプチェア(2脚)とソフトマルチコンテナが購入者特典として贈られる。キャンプチェアの収納バッグやコンテナの肩掛けには、廃漁網のリサイクル素材が一部使用されるなど、自然との共生をテーマとするジープにも相応しいアイテムとなっている。
そのほか、安全装備や快適装備はレネゲード・リミテッド 4xeに準じており、ヒーテッドステアリングホイールや8.4インチタッチパネル式のオーディオナビゲーションシステム「Uconnect」、アダプティブクルーズコントロール、LaneSense車線逸脱警報プラス、ParkSenseリアパークアシスト、ParkViewリアバックアップカメラなどを備える。
レネゲード・アップランド 4xeは200台の限定販売で、価格は568万円。
大自然のなかを縦横無尽に走るのを得意とするジープは、ある意味、世界でもっとも自然に近い存在の自動車ブランドともいえる。そんなジープだからこそ真剣に環境問題へも取り組む。レネゲード・アップランド 4xeは、そんなジープの意思がひしひしと感じられる限定モデルになっている。