女性レーシングドライバーも思わず笑顔! ヨコハマの「AD09」は最強のストリートラジアルだった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「アドバン・ネオバ」シリーズ最強のストリートラジアルタイヤ「AD09」に試乗

■東京から首都高〜東名高速〜小田原厚木道路を通って箱根・ターンパイクで実力診断

■街中、高速、峠、サーキット、すべての環境で期待に応えてくれてロングライフ

AD09なら長距離ドライブも楽しい

 充実したカーライフを楽しむには、愛車のパフォーマンスを発揮してくれる信頼度の高い高性能なタイヤを履きたいですよね。それが天候に左右されにくく、ロングライフであるとお財布にも優しくてなお良し。今回、レーシングドライバーの私にも馴染みの深い「アドバン・ネオバ」シリーズから最強のストリートラジアルタイヤ「AD09」が発売されたと聞き、居ても立っても居られず体験してきました。

 今回はスポーツカー代表としてトヨタGR86をチョイスし、東京から首都高〜東名高速〜小田原厚木道路を通って箱根・ターンパイクまでお花見ドライブです。

 まず、タイヤのデザインに惹かれました。サイドウォール部分は、従来の加工法からロゴのコントラストが鮮明に見えるようにデザインの工夫が施されているそうです。「アドバン・ネオバ」ユーザーであることをさりげなく主張できるドレスアップは、とてもカッコ良いですね。

 トレッド(路面設置部)部分は、イン側はウエット時の排水性確保を考えた非対称パターンを採用していますが、アウト側は「AD08」の特徴が継承されているから、カッコ良さはそのままに、力強くなった印象を受けました。ちなみに「AD09」の非対称パターンの特徴として、前後左右のローテーションが可能なので、より長く走りを楽しむことができますよね。

 首都高は、継ぎ目の多い荒れた路面が続くために疲労しがちですが、疲労指数はクルマの足まわり性能はもちろんのこと、タイヤの依存度も高いんです。今回の試乗車トヨタGR86自体、足まわりが若干硬めなフィーリングなので、それを加味してステアリングを握っていましたが、「AD09」はとてもしなやかにロードホールディングしてくれるから、疲労はほとんどありませんでした。

 速度域の低い首都高速から東名高速に入り、交通の流れに乗ってスピードが出てきてもハンドリングはまったくブレず安定していたため、安心して運転できました。

 さらにハイパフォーマンスタイヤでありながらロードノイズが少ない点も特筆。これなら長距離でも快適にドライブできます。


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