韓国車の勢いがヤバい! バンコクで「ヒョンデ・スターリア」と「キア・カーニバル」がポスト・アルファードとして増殖中 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■バンコク市内では以前よりアルファード、ヴェルファイアが多く走っている

■しかし最近、ヒョンデ・スターリアをよく見るようになった

■ヒョンデ・スターリアが人気となった背景について解説する

お買い得感の高い価格設定が魅力

 バンコク市内を歩いていると、相変わらずアルファード、ヴェルファイアを日本並みに見かけることができる。しかも、2020年3月にデビューしたアルファードベースのレクサスLMまでもがたくさん走っており、“アルファード兄弟”がとにかく多く走っている。

 アルファードについては、正規輸入販売以外にもヴェルファイアも加わり、相変わらず日本からの個人輸入販売も盛んに行われている。日本でのアルファードの高いリセールバリューを支えるのは、日本国内の中古車人気のほかに日本からの中古車輸出が相場を支えているとされているのだが……。「アルファード系の人気の高さは相変わらずですが、以前ほどの勢いはなくなりつつあります。個人輸入販売を行う業者が増えてきており、それほど儲からなくなってきていることも影響しているようです」とは、現地事情通。

 また“ポストアルファード”とも呼べるモデルがバンコクの街なかで目立つようになってきたのである。それはヒョンデ・スターリアである。全長は5メートルを超え、全幅もほぼ2メートルと大きなミニバンなのだが、コンセプトカーをそのまま市販してしまったかのようなエクステリアで街を走っている姿はとてもインパクトの大きいものであった。

 現地で話を聞くと最近デリバリーが始まったとのことだが、その割にはかなり街で見かけるようになっているのである。価格は上級のプレミアムで224.9万バーツ(約850万円)となる。アルファードの正規輸入モデルが388.9万バーツ(約1470万円)なので、かなり買い得感の高い価格設定になっているといえよう。ただ、いままでのアルファードユーザーがレクサスLM(550万バーツ/約2079万円)へ流れていることも、アルファードの勢いを失いかけてさせているのかもしれない。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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