まずは、“4WAY STOP”や、“ALL WAY STOP”と呼ばれる信号のない交差点での一時停止。たとえば日本では十字路であっても、道路の太いほうが優先道路となっていたりするが、アメリカでは、そこに交差する道路はすべて一時停止しなければならないパターンが多い(とくに住宅街では十字路ならば4方向すべてが一時停止となるケースがほとんどとなる)。そして、その交差点に早く差し掛かったクルマから通過するというルールがある。厳密にどのクルマが先にきたかの判定基準はないが、そこはドライバー同士の“あうんの呼吸”で譲り合っている。
ビバリーヒルズの某所では、大通りも含んだ“七差路”程度の複雑な交差点が“ALL WAY STOP”となっていたが、それほど混乱せずにそれぞれ譲り合いながら通過していた。往復4車線の道路と往復2車線の道路の交差点でも4WAY STOPになっているところも多い。