「このクルマ売りませんか?」というチラシが愛車に挟まれていたら「窃盗団」にマークされている可能性アリ! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■駐車していたクルマに「車を買取します」という旨の張り紙が挟まれていることがある

■このようなチラシは自動車窃盗団の下見の印の場合もある

■対策方法について詳しく解説する

警察署の住民相談係に相談を!

 駐車していたクルマのフロントガラスに「車を買取します」という張り紙が挟まれていることがある。名刺サイズやもう少し大きいチラシの場合もあるが、連絡先が携帯電話だったり、どう見ても大手の業者ではない……。

 売る気もない自分の愛車に勝手にチラシを挟まれただけでも不愉快だが、こうしたチラシは自動車窃盗団の下見の印の場合もあるので要注意。実際、SNSには愛車に買い取りチラシが挟まれたあと、窃盗被害に遭ったという情報が多く掲載されている。

 こうしたチラシが貼られたまま、しばらく放置していると、「普段あんまり乗っていない」「クルマを見に来ることも少ない」=盗みやすいクルマとして、窃盗グループにマークされる可能性が大きいからだ。

 というわけで、こうしたチラシを見かけた場合、できるだけ速やかに剥がしておくことが肝要。できれば、そのままゴミ箱に捨てないで、最寄りの警察署にある住民相談係に持っていき、相談しておくといい(地域での自動車窃盗事件に関する情報なども教えてもらえる)。スマホで撮影し保存しておくのもいいだろう。

 チラシに載っている会社名をネットで検索しても出てこない場合も多いし、古物商許可番号を調べたところ該当がないケースも多いので、間違ってもこちらから業者に連絡したりしないこと。

 そしてこれらのチラシが挟まっていた場合、窃盗グループに狙われていると思って、すぐにでも何らかの対策を施してほしい。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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