この記事をまとめると
■個性派な軽自動車を3台厳選して紹介
■個性派すぎる故に販売台数は少なめでレアな存在となっている
■クルマ好きであれば1度所有してみるのも悪くないだろう
いま見ると小さな新型ステップワゴンに見えなくもない!?
クルマ好きをこじらせてくると「人と同じクルマには乗りたくない!」という気持ちが出てくるもの。といっても、大量生産の工業製品であるクルマにおいて自分だけの1台を作ってもらうには、大富豪になるほか道はない。
現実的なラインとしては、旧車や正規輸入されていない海外のレア車などに行きつくのだが、こちらはこちらで部品の問題や費用の問題が発生してしまう。そこで今回は、比較的安価な価格で入手でき、維持も比較的しやすいレアな軽自動車をピックアップしてご紹介しよう。
ホンダ・ザッツ
2002年に登場したザッツは、3代目ライフのプラットフォームを流用して誕生したトールワゴンタイプの軽自動車。ライフがワゴンRやムーヴに対抗する実用車として人気を博していたため、若い世代に雑貨感覚で使ってもらえるようにと、立方体をイメージした四角いボディを持っていた。
そんなザッツの最大の特徴は、「ポップカラー・コンポーネント」と呼ばれるメーカーオプションのボディカラーだ。サテンシルバーメタリックのボディをベースに、前後のバンパーとサイドステップを7色用意された別カラーにするという個性の強いもので、用意される色もパステル系のカラーが中心となっていた。
一歩間違えれば“ネットオークションで色違いのバンパーを買ってきてそのまま装着してしまった仕様“とも思われてしまいそうだが、さらに色を追加して「ハレキン仕様」にしてみるのも面白いかもしれない。