「年金」と同じ問題が「自動車保険」でも起こっていた! いま走り屋や若者が乗らない「普通のクルマ」の保険料が「高額」になっているワケ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■事故の可能性が高いとされる車種ほど保険料は高額になる

■かつてはスポーツモデルなどが高いとされていた

■しかし今では意外な車種が高額となっている

保険料が高い車種に変化!

 ある日系メーカー系新車ディーラーの店頭でセールスマンと話をしていると、自動車保険(いわゆる任意保険)の話になった。セールスマンによると、最近は意外なモデルの保険料が高くなっているとのこと。高齢ドライバーの所有が目立ち、ペダルの踏み間違いが理由とされ、コンビニエンスストアなどの店舗に突っ込んだりする事故は、たびたびテレビニュースで取り上げられているが、そのような高齢ドライバーの所有の多い、世間的には“おとなしい”とされるモデルのなかに保険料の高めなモデルが目立ってきている。

 事情通は「テレビニュースで取り上げられる事故はほんの“氷山の一角”ということです。単独だけではなく、相手のいる物損や人身事故も含めかなり頻繁に起きているようで、保険が使われるケースも当然多くなり、保険料が高まっているようです」とのこと。高齢者だけではなく、多くのドライバーが毎日にように運転する軽自動車も保険料はけっしてお得ではないとのことだが、それだけ保険を使った修理などが多発しているようである。

 筆者が若いころでは、若者が峠を攻めるなどして走りを楽しむクーペなどのスポーツモデルほど事故発生が多く、保険料の高いクルマの代表格となっていたのだが、いまやスポーツクーペ自体が希少な存在になっているし、所有年齢も高くなり、コレクターアイテムのように大切に乗っている人が多いため、目立って事故が多いというわけでもなくなってきているようだ。

 そのほかにもセールスマンは興味深い話をしてくれた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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