東京オートサロン2022の主役は、なんといっても日産の新型フェアレディZで間違いない。事実、オートサロン出展車両から選ばれる東京国際カスタムカーコンテストのグランプリには、日産自動車が出展した「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO」が選出されている。名実ともに、カスタマイズの世界は新型フェアレディZによって2022年をスタートしたといえる。
新型フェアレディZ自体、歴代モデルのエッセンスを取り入れたスタイリングが特徴だが、そのカスタマイズバージョンとして参考出品されたコンセプトカー「FAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO」は、初代モデルのレーシングホモロゲーションモデルである「Z432R」をモチーフにしているという。はたして、Z432Rとは、どのようなモデルだったのだろうか。