この記事をまとめると
■ガソリンスタンドは街の至るところにあり、トラブル対応力も高く頼もしい存在だ
■給油をしなくとも、洗車やオイル交換だけでの来店は大歓迎
■空気圧の点検だけではその後の商売に繋がりにくく嫌がられることも
給油以外でも頼れる存在のガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、数が減ってきているとはいえ、街の至るところにあって、給油以外でも頼もしい存在だ。ピットもあるし、整備士が在籍しているところもあって、トラブルへの対応力も高かったりする。
そんな身近な存在だけに、いろいろと頼めるのはいいが、気になるのは本業である給油以外のことをそれだけ頼んでもいいのかということ。一見するとワガママに聞こえかねないものだけに躊躇するが、実際はどうなのか? 知り合いのガソリンスタンドに聞いてみた。
1)洗車だけ頼む
これは大歓迎。洗車はシャンプー代や水道代がかかるとはいえ、ほぼ手間賃なので、利益率はとてもいいから。忙しいときはむしろ、給油とセットでなくてもいいという声もあった。
ガソリンも売れば利益は出るがわずかなもの。給油してから移動して、そこから洗うとなると、スタッフが少ないときだと手間がかかりすぎるというのが理由だ。
2)オイル交換だけ頼む
経費、つまりオイル分や処理代がかかるが、ガソリンスタンドでの販売価格はけっこうなお値段で、工賃込み表示でも利益は十分出る。しかも自分のところのブランドオイルだけに仕入れも安い。
ガソリンスタンドでオイル交換するというのは費用の問題もあって、クルマ好きは避ける傾向にあるが、逆にそれゆえスタンドで交換してくれるお客さんというのは、細かいことは気にしないのでリピーターになってくれることが多いという声も聞かれた。