この記事をまとめると
■これまでにも多くのクルマが「Z」の文字の入った車名を採用している
■「Z」にはスポーティなイメージがあって響きもいい
■車名だけでなくグレード名としても「Z」は使われることが多い
「Z」の文字にはスポーティなイメージを感じる
次期フェアレディZが姿を現して大いに話題になっているが、「Z」(ゼット)という響きは、「R」とともにクルマ好きにとって非常に響くものである。バイクでも同様で、カワサキのZXRなど名車も多いし、クルマでも過去を振り返るとたくさんある。今回は「Z」なクルマを紹介しよう。
1)ホンダZ
N360をベースにした軽自動車初のスペシャリティカーで、リヤウインドウの縁取りがとても太いことから水中メガネの愛称で親しまれた。フェアレディZと同時期の登場だけに、軽自動車界のライバルという声もあったほど。
1998年に出た2代目はガラリと変わって、SUVシリーズのひとつとして発売された。エンジンをミッドシップに搭載するなど、ユニークではあった。
2)ホンダCR-Z
今はなくなってしまったコンパクトスポーツで、気軽に楽しめるハイブリッドスポーツがコンセプト。CVTのほかに貴重なMTとの組み合わせもあって、モーターアシストならではの加速が楽しめた。
車名の由来はCompact Renaissance ZEROの頭文字を取ったもの。CR-Xの発展形として、XをZにしたというのもあるようだ。ちなみにCR-XのCはシビックなどとされている。
3)スバルBRZ
新型が登場したばかりだが、最新のZといえばこちらだろう。由来はなかなか想像つきにくいが、Bはボクサーエンジン、Rはリヤ駆動、Zは究極を表すZenithの頭文字から取られている。
やはりZには特別な意味が込められているということだろう。