ジャイロキャノピーはミニカーのベースとして人気!
ミニカーというと、いわゆる趣味で集めるような玩具的なものをイメージするかもしれないが、今回は実車。混同を避けるために、マイクロカーと呼ばれることもあるが、いずれにしても軽自動車や小型特殊などのようなクルマの種類のことを指している。パッと見、それとわからないような車種もあるので、あまり見かけないように思うかもしれないが、最近は流行っていることもあって、よく見るとけっこう走っていることに気がつくはずだ。
まず特徴は水色のナンバーだろう。さらに車両の規定としては下記の3つがある。
・3輪以上のもの
・総排気量が20ccを超え50cc以下のものまたは0.25kwを超え0.6kw以下のもの
・車室を備えている、もしくは輪距が0.5mを超えるもの
細かいようだが、排気量は原付きと同じで、3輪はホンダのジャイロキャノピーがあるのでとくに特殊ではなく、実際こちらはミニカーベースとして人気だ。
つまりジャイロキャノピーであれば、輪距をクリアするだけでミニカーにすることができるということになる。これもじつは簡単で、ワイドタイヤを履かせたり、ハブを交換するなどすれば完了。
もちろん、フェンダーからはみ出ると違反なので、タイヤが隠れるところまで伸ばす必要はある(やっていないクルマはけっこういるが)。