雨だった場合の想定ができていると喜ばれる
狭い空間で2人きりになりつつ、周囲の状況に柔軟な対応が求められるドライブデートでは、良くも悪くも、人間としての器の大小や、相手のことを大切に思っているのかどうかが、ちょっとした行動から読み取れてしまうものです。女性からすると、何度も複数の男性とドライブデートを重ねるにつれて、「この人はこの程度なのね」なんてことが丸わかり。ちょっとやそっとの気遣いでは、素敵だなと思ってもらうことは難しいでしょう。
そこで今回は、「ここまでするか!」と思うかもしれませんが、これならドライブデート慣れした女性にも効く! どうしても振り向かせたい女性とのドライブデート限定で繰り出す、ここぞという時のワンランク上のスペシャル気遣いをご紹介したいと思います。
まず1つ目は、やはり乗り降りの際に差が出るものですが、ドアを開け閉めしてあげるというのは、もはや当たり前ですよね。風の強い日や隣りのクルマとの間隔が狭い場所などでは、男性がドアを支えてあげていた方が、傷つけられる心配もなくて一石二鳥というものです。
でもスペシャル気遣いは、女性が乗り込んだあと、降りる前のひと手間が勝負。女性がシートに座ったら、ドアを閉める前にシートの位置調整をしてあげましょう。小柄な女性なら座面を少し高くしてあげると、景色が見やすいし乗り降りもスムースになりますし、長身の女性なら座面を低くしてあげると、包まれるような座り心地になって走行中の安心感がアップします。そして降りる時は、座面を高くしてあげると腰をあまりかがめる必要がなくなり、足つきもよくなって美しく降りられるというわけです。
2つ目は、悪天候の時にこそドライブデートの利点は際立つと思いますが、屋根のない場所では唯一の難点が「乗り降りの際に濡れてしまう」ということですよね。なので第一のスペシャル気遣いとしては、行き先を雨仕様にサッと変更して、屋根のない駐車場で乗り降りしなければならないシチュエーションを作らないようにする。これが大事です。
デートコースを決める際に、天気予報をチェックするのはもちろん、「もし雨だったら」という目的地を何カ所かピックアップしておくと、急な雨でも慌てません。でももし、どうしても行きたい場所があって屋根付き駐車場がないのなら、彼女が乗り降りする際は傘をさして濡れないようにしてあげるのを忘れずに。それでもドアの内側などが濡れることもありますので、車内にタオルなどを準備しておくといいと思います。