この記事をまとめると
■意味のない取り締まりに力を入れる一方で取り締まるべき違反が見過ごされている例がある
■自転車や歩行者の違反は取り締まりは無理でも警告ぐらいはすべきだ
■常識はずれな運転や自己中心的な運転は非常に危険なのでこれも取り締まり強化を願いたい
お互いの身を守るためにも是非守ってほしい
警察の仕事のひとつが、交通取り締まりというのは誰もが知っている。違反車(者)を取り締まること自体に異議はまったくないし、すべての違反をあまねく検挙するというのが無理なのも承知だ。そのうえで思うのが、実質、あまり意味のない取り締まりに力を入れる一方、捕まえたほうがいいのでは? という事例に関してはほとんどスルーだったりすること。まさに見て見ぬ振り、昨今の自転車がいい例だろう。なんでもかんでも取り締まれ! と杓子定規に言うつもりもない。今回は最近とくに気になる、これは取り締まったほうがいいのではないかというものを集めてみた。
1)自転車
これはいちいち例をあげるまでもなく、皆さん感じていることだろう。自転車側から見れば、道路などそもそも前提に考えられていないこともあったりしてかわいそうだが、それにしても目に余ることはある。矢印信号でクルマと一緒に右折や突然の飛び出しなどが代表的なところだ。
現場の警官に聞くと「上がやる気ない」というし、そもそも免許制度がないので点数や反則金など、クルマと違うなど面倒なのはあるだろうが、ヒヤリがとくにかく多いだけになんとかしてほしいものだ。
2)子供を抱っこして自転車
上記と違って、必ずこちらに影響があるとは限らないものだが、未来ある子供のことを思うとなんとかしてほしいのが、前に抱っこして自転車に乗っている親たち。後ろに背負うのは合法で、前は法律的にもダメ。そもそもぶつかったときに、抱っこされた子供はプロテクターと同じだ。赤ちゃんが犠牲になって、親が助かったということにもなりかねない。
警察も取り締まりでなくてもいいので、注意をしてほしい例だ。シートベルトの取り締まりで「あなたのことを考えて言っているんだ」的なことを言うけど、それならなおさらだ。