砲弾! 大口径! 4本出し! 高性能っぷりを「お尻」で表した「マフラーチューン」の流行6選 (1/2ページ)

ドレスアップ目的で流行ったマフラーも!

 エンジンチューンの第一歩といえば、クルマもバイクも昔からマフラー交換!

 そんなマフラー交換にも流行り・廃りがあったので、平成元年以降に流行した、マフラーのスタイルを振り返ってみよう。

1)大口径テール

 1989年、日産スカイラインR32GT-Rの登場直後から流行りだしたのが、テールパイプの太いマフラー。

 115φ、120φ、130φと、みんな競うようにテールパイプの太いマフラーを装着していた。

 テールの太さ=ハイパワーの象徴、あるいは社外品のチューンドマフラーであることを強調できるので好まれた。ターボ車では100φ以上が当たり前!?(メインパイプは、GT-Rクラスでも76.3φ~80φぐらい)

2)砲弾マフラー

 1990年代後半に大流行したスタイル。オーバル(楕円)形状のサイレンサーがオーソドックスだったのに対し、タイコの部分を小さめな円柱型にしたのが砲弾マフラー。抜け重視の大音量タイプが多く、ハードチューンのイメージが強かった。

3)斜め出し

 砲弾マフラーとセットで流行ったのが斜め出しマフラー。排気効率の面で大きなメリットがあったわけではないが、レーシーでよりヤンチャっぽいイメージになるのが特徴。

 マフラーによるドレスアップという意味では有効だった!?


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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