この記事をまとめると
■新型ハリアーのリヤウインカーの位置はリヤバンパーのガーニッシュ下にあり見にくい
■世界で勝負できるシャープなりやデザインを実現するための手段だった
■ハリアーリヤウインカー問題が話題になっていること自体、新型ハリアーが成功している証
保安基準は満たしているが他車と比べるとかなり低い位置にある
新型ハリアーの売れ行きが絶好調だ。国産車の販売台数ランキングでは、2021年1月4位、2月5位、3月7位、2020年4月~2021年3月の統計でも7位につけている。上級SUVでは1位なのである(1位ヤリス、2位ライズ、3位カローラ、4位アルファード、5位ルーミー、6位フィット……)。
しかし、人気の裏側で、ひとつ、話題になっていることがある。それはリヤウインカーの位置についてである。新型ハリアーのリヤウインカーは、なんとリヤバンパーのガーニッシュ下、左右に配置されていて、パッと見、ウインカーがそこにあることを感じさせないのである。後続車から見にくそう……なんていう意見が出てくるほどなのだ。
それでも、保安基準を満たしていることはもちろんで、位置的な基準で言えば、「地上から350mm以上」を、そうは見えないかもしれないけれど、計ればしっかりと満たしていることが分かる(約50cm弱)。
とはいえ、先代、あるいは他のSUV、いや、ほとんどのクルマが、ずっと高い位置にリヤウインカーが配置されていることを考えれば、やはり違和感があることは否めない。