EV走行も可能なパラレル式ハイブリッドシステムを搭載
三菱自動車はデリカD:2にハイブリッドモデルを追加し、2017年1月26日より発売する。
コンパクトミニバンであるデリカD:2は、ハイブリッドモデルを新たに設定し、これまでのマイルドハイブリッド車に追加して、パラレル式ハイブリッドのモデルも選べるようになった。
デリカD:2はスズキからOEM供給を受けている小型車(スズキ・ソリオの兄弟車)。2016年11月末にベースのソリオにハイブリッド車が追加設定されてるが、今回は、そのOEM車両のD:2にも同様の展開を行なうもの。
新たに加えられるパラレル方式ハイブリッドシステムは、最高出力10kW、最大トルク30N・mのモーターと5速AMT(5速自動マニュアルトランスミッション)を組み合わせ、モーターアシスト走行や時速60km以下でのEV走行が可能である。
追加されたのは、いずれもパラレル式ハイブリッドシステムを搭載した「HYBRID SX」「HYBRID SZ Navi Package」「CUSTOM HYBRID SV Navi Package」の3グレード。
ブルーメッキをフロントグリルにアクセントとして採り入れ、リヤコンビランプもブルークリアとしてエコなイメージを演出する。インテリアではハイブリッド専用メーターや、ブルーメタリックのインパネアッパーガーニッシュなどを装備する。
JC08モードの燃料消費率は32.0km/Lを達成。価格はデリカD:2 HYBRID SXの200万8800円からデリカD:2 CUSTOM HYBRID SV Navi Packageの231万2280円となる。