スタイリッシュさが際立つ内外装に変身
アウディ ジャパンは、コンパクトSUV「アウディQ2」を4年ぶりに大幅刷新。2021年5月より発売する予定だ。また、導入記念となる特別モデル「アウディQ2 1stエディション」を125台限定で発売する。
アウディQ2シリーズは、個性的な内外装とワンランク上のモデルにも匹敵する快適性やユーティリティ性能を備えている。2017年のデビュー以来、アウディのSUVラインアップのなかで4年連続1位となる人気モデルだ。
今回の改良では、エクステリアデザインを変更。多角形のモチーフがデザインされた、8角形のシングルフレームグリルは従来の位置から少し下げられ、フロントセクションの幅の広さを強調。LEDヘッドライトとともに、シャープなフロントマスクを演出する。
ボンネット先端は往年のアウディスポーツクワトロのイメージを受け継いだ、3分割のスリットが加わり、さらに開口部を拡大したフロントバンパー、5核系のモチーフを取り入れたリヤバンパー、新デザインのリヤディフューザーなど、スポーティさに磨きをかけている。
ボディサイズは全幅1795mm、全高1530mm(advancedグレード)となり、都市部の機械式立体駐車場にも入庫可能だ。ボディカラーは、アウディとして初となるAppleグリーンメタリックを含む5色を新たに設定。合わせてブレードのカラーラインアップを一新している。
グレード構成は、新たにadvancedとS lineのふたつとしている。advancedはアンダーガードをシルバーに、サイドシルやブレードはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントが施される。また、S lineはアンダーガードとサイドシルがボディ同色となり、ブレードはセレナイトシルバーとなる。なお、S line専用としてSルーフスポイラーが装着される。
インテリアもエアベントやシフトレバーのデザインが変更されている。ダイヤモンドペイントフィニッシュシルバーグレーのデコラティブパネルによってスタイリッシュさを高めた。12.3インチ液晶のアウディバーチャルコックピットのほか、MMIナビゲーションシステムやアウディコネクト、アウディスマートフォンインターフェイスなどの最新装備も標準化。安全装備はアダプティブクルーズアシスト、再度アシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストなどをセーフティパッケージとして設定した。
パワートレインは新開発となる1.5リッターTFSIエンジンを搭載。150馬力/250N・mを発揮し、7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせて前輪を駆動させる。また、走行条件によって2気筒を休止するシリンダーオンデマンドにより、低燃費も実現する。
今回、導入記念となる125台限定の1stエディションも用意。Q2 35 TFSI S lineをベースに、アップルグリーンメタリックとアローグレーパールエフェクトの2色を設定。コントラストペイントとマンハッタングレーのブレードを採用している。
コンビニエンス&アシスタントパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージAudi Sport 19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付き(前後)を標準装備している。
各モデルの車両本体価格(税込み)は、下記の通り。
Q2 35 TFSI advanced 394万円
Q2 35 TFSI S line 430万円
Q2 1stエディション 544万円