ときに「回帰」も重要! スカイライン的「復活成功」を期待したいクルマ3選 (1/2ページ)

スカイラインは「NISSAN」エンブレムに戻して評価上昇!

 歴史のある車名というのは、個々のイメージが強いという点がメリットでもありデメリットでもある。そのため、新たな風を送り込みたいメーカーは、時として歴史あるブランドを捨て去ってしまうこともあるのだ。

 2019年のビッグマイナーチェンジでプロパイロット2.0や新たなV6 3リッターターボエンジンをラインナップして人気を盛り返した日産スカイラインも、2014年のデビュー時は日産のエンブレムを捨てインフィニティのエンブレムを装着して登場したことで賛否両論が巻き起こった。

 結果的には日産エンブレムに戻し、スポーツセダンという基本に立ち返って400Rなども設定したことで再評価されることになったわけだが、他メーカーにもそうしたほうがいいモデルがあるのではないだろうか? 今回はそんなモデルをピックアップしよう。

1)ホンダ・アコード

 日本市場では現在、ハイブリッド専用の大型セダンとして販売されているアコード。しかし、元々はミドルクラスの車両であり、過去にはワゴンやクーペといったボディタイプも用意されていた。

 また、90年代には日本ツーリングカー選手権(JTCC)にも参戦して輝かしい成績を残したほか、6代目、7代目モデルにはスポーツグレードの「ユーロR」も設定され、スポーティなイメージの方が強い車種ではないだろうか?

 現行型も乗ってみるとスポーティな走りも楽しめるセダンに仕上がっているものの、ハイブリッド専用車という点がそのイメージをスポイルしているように思える。そのため、輸出仕様には存在している2リッターターボエンジンと10速AT&6速MTのトランスミッションの仕様もラインアップして、よりスポーティなセダンであることをアピールしてみてはどうだろうか。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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