車両価格からすると誤差の範囲でも高額なカラーも存在!
新車を買おうというときに迷うのがボディカラー。カタログのイメージカラーは似合って見えるし、かといってリセールバリューを考えると無難な色も捨てがたい。はたまた気に入った色が高価な有料色だったなんてこともあるだろう。
大抵の有料色は3万円程度で、高くても10万円にはいかないということが多いが、国産モデルでもおどろくほど高価な有料色を用意しているモデルがあったりする。
それが、各メーカーを代表するスポーツカーだ。
今回、スーパーGTのベースマシンとしても使われている日産GT-R、トヨタ・スープラ、ホンダNSXという、まさに日本を代表するスポーツカーの有料色については、いかにも高そうな印象もあるだろうが、実際に調べてみると想像以上の価格設定に驚かされる。
1)日産GT-R
まず、この3台のなかで唯一の純粋な国産車である日産GT-R。ボディカラーのほとんどが有料色で、そのうち「ワンガンブルー」、「アルティメイトシャイニーオレンジ」、「アルティメイトメタルシルバー」は33万円高の特別塗装色になっている。車両価格は1277万2100円~1463万6600円(NISMO除く)なので、誤差みたいなものかもしれないが……。
ちなみに、33万円といえば125ccのスクーターが買えるくらいの金額。たとえばヤマハ発動機の原付二種スクーター「シグナスX」が33万5500円だったりする。こう考えると、ボディカラーにそこまでお金を使うのは惜しくなってきてしまう。