純正採用が広まっている緊急通報システムが後付けできる!
カロッツェリアブランドでカーナビゲーションやカーオーディオを手掛けるパイオニアは、市販ドライブレコーダーとしては業界初となる、緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」を同社のオンラインサイトにて11月中旬に発売する。正式発売に先立ち、クラウドファウンディングサービス「Makuake」にて先行販売を10月30日(金)まで行っている。
万が一の事故の際などにも有効として、認知度と装着率も高まっているドライブレコーダー。自動車メーカーも純正用品としてオプション設定するなど一般的なカー用品として定着している。
また、事故が発生してしまった際はもちろん、社会問題になっている悪質な煽り運転などの緊急事態に、センターに通報して自身の安全を確保することが可能な機能も採用が始まっている。
とくに後者の機能は、まだ全車への標準装備とはなっておらず、一部のクルマだけの機能となっているのが現状だ。そこで、今回パイオニアが開発したのが、日本緊急通報サービスが提供する「HELPERNET(ヘルプネット)」サービスを活用した、警察や消防への迅速な通報、そしてJAFのロードサービスと連携も可能な緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」だ。
事故や車両トラブルが発生した場合は、ドライブレコーダーから手動でいつでもHELPNETオペレーションサービスに通報可能。オペレーターが状況を判断し、警察・消防・JAFロードサービスに接続してくれる。その際、ドライブレコーダーから車両の位置情報や車両情報などがオペレーターへ自動送信されるため、見知らぬ土地での緊急事態でパニックになっていても安心だ。
また、事故で大きな衝撃が加わった際は自動で緊急通報が行われ、オペレーターが問いかけてもドライバーから応答がないと判断した場合は、迅速に救援を要請してくれるので安心だ。
また、緊急通報時は登録しているLINEやメールアドレスに自動通知も可能。家族などに緊急事態が知らされるため、リアルタイムで状況を共有できるのもありがたい機能である。
もうひとつの特徴は、パイオニアが独自に開発した先進安全運転支援システム「Intelligent Pilot」の搭載だ。パイオニアが独自のデジタル地図データと長年収集したプローブデータを組み合わせることで、ドライバーに最適な注意喚起や警告をすることが可能。ヒヤリハットにつながる急減速多発地点のプローブデータや、天候・運転傾向などから統合的に危険予測し警告してくれる。安全運転に貢献する最先端の機能だ。
もちろん、ドライブレコーダー機能も充実。新たに、「あおりみなされ予防機能」をドライブレコーダーとして初めて搭載した。これは意図せずに煽り運転の加害者となってしまわぬよう、注意喚起してくれるもの。衝撃検知機能や急加速・減速、急ハンドル操作といった危険挙動警告も行ってくれる。加えて、タッチパネルや大型スピーカー、複数のマイクで走行中の緊急通報でもクリアに会話できるインターフェースを採用した。
今回のアイテムは、端末代と通信サービス利用料を含んだサブスクリプションサービスとして提供される。初期購入費を抑えられるので、手軽に導入できるのはありがたいのではないだろうか? クルマを買い替えるにはまだ早すぎるが、最先端の安全装備は手に入れたい、そんなユーザーにはオススメのドライブレコーダーだ。
【価格】
TMX-DM04-CS(1カメラタイプ):1980円/月(税別)
TMX-DM04-CS-FRC(2カメラタイプ):2480円/月(税別)
※契約時に、 別途事務手数料(2000円/税別)がかかります。
【発売予定】
2020年11月中旬
※パイオニア Webサイト内オンラインストア(11月中旬公開予定)にて
【Makuake先行販売サイト】
https://www.makuake.com/project/driverecorder-plus/
※10月30日(金)まで