【突然の降雪でも慌てない】雪道を走るときに積んでおきたい装備10選 (1/2ページ)

安全&快適な冬のドライブには備えが欠かせない

 例年より早く冬将軍が到来したこの冬。気象庁の長期予報を見ても、この冬の降水(降雪)確率、平年並みが40%、平年より多いが40%で、雪への備えは欠かせない。カーライフでの雪対策の第一歩は、なんといってもスタッドレスタイヤの装着だが、雪道のドライブに携帯しておきたいグッズをいくつか紹介しておこう。

①スコップ

 豪雪地帯では、一晩に数十センチも雪が積もることはザラにある。そうした際の朝イチの除雪から、スタックしたときまで、スコップは大活躍。折り畳み式でもいいので、携帯しておくと心強い。できれば丈夫なスチール製がおすすめ。

②手袋・長靴

 オールシーズン、軍手の2、3セットはトランクに常備しておきたいところだが、雪の日に車外で作業をすれば軍手が濡れて凍ることも……。ここはゴム製の防寒手袋を用意しておきたい。炊事用のゴム手袋も長くて袖口まで覆えるので軍手と合わせ技で使うと重宝する。また滑りやすく、濡れやすい足元を考えると、長靴も必須といえる。

③雪かき棒

 クルマの屋根やガラスに積もった雪を落とすのには、やはり道具が必要。ホームセンターやカー用品店で、手ごろな値段で売っているので、専用の雪かき棒を一本用意しておこう。

④ブースターケーブル

 冬の間、JAFのロードサービス出動内容でもっとも多いのは「バッテリー上がり」。気温が低くなると、バッテリー液の温度が下がり、バッテリーの能力も低下するので、非常にバッテリーが上がりやすくなる。

 早めにカーショップなどで、無料のバッテリー点検を受けたりしたうえで、もしもに備え、ブースターケーブルは持ち歩こう。ブースターケーブルを選ぶポイントは容量と長さ。乗用車なら100A、5m以上のものなら安心だ。

⑤牽引ロープ

 スタックしてしまった際、これがないとはじまらない。ケチらず、クルマ専用のロープを一本トランクに。牽引フックの位置確認も忘れずに。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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