この記事をまとめると
■庶民の収入はアップしていないの新車の価格はどんどん高価になっている
■車両価格が300万円以下でも満足度の高い高級感を味わえるクルマがある
■クルマとしての完成度や個性がしっかりあるところも魅力で所有する喜びを味わえる
先進装備やSNSの「映え」も叶えられる贅沢なモデルも!
最近の新車って、どれも高価だなぁという印象を受ける人は多いかもしれませんね。軽自動車だって、ちょっと上のグレードだと200万円オーバーが続々。実際、約20年前のクラウンと現在のクラウンの新車価格で比較すると、20年前はベースグレードが284万円ほどで買えたのに対して、現行モデルは約469万円もするんです。私たちの収入はそんなにアップしている気がしないので、そりゃ高く感じるわけですよね。高級感のあるクルマが欲しいと思うと、最低でも300万円以上は覚悟しないと……と実感している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、車両価格が300万円以下でも、満足度の高い高級感が味わえるクルマを探してみたいと思います。
1)マツダMAZDA3
まずは、ハッと見惚れてしまうようなスタイルはもちろん、インテリアから乗り味にいたるまで、「いいクルマだな」と心から感じさせてくれる完成度の高さが魅力の、マツダMAZDA3。流麗なボディラインが特徴のファストバックと、正統派な印象のセダンがあり、どちらも222万円台からグレードがラインアップされています。
今なら、マツダ100周年を記念した特別仕様車が用意されているのですが、100周年の刻印が入ったワインレッドのレザーシートがかなり高級感たっぷり。200万円台で贅沢なインテリアが手に入るのがビックリですが、MAZDA3のシートは座ると自然に背筋がピッと伸びて、とても気持ちのいい姿勢で運転できるのが特徴です。姿勢がよくなると、安全運転はもちろん健康にもいいですから、ぜひ一度試してみて欲しいと思います。
2)トヨタ・カローラスポーツ
次に、未来的な面で高級感が味わえるクルマといえば、トヨタ・カローラスポーツ。先進のプラットフォームやしなやかな足まわり、1.8リッターエンジン+モーターのパワフルなハイブリッドに、1.2リッター直噴ターボの軽快なスポーティさを持つ走りも十分に魅力的ですが、それ以上に素晴らしいのはコネクテッドサービスが充実しているところです。
クルマに向かって「近くに美味しい蕎麦屋ある?」なんて話しかけるだけで、すぐに数件のピックアップを表示してくれて、ここにすると言えばナビの目的地に設定までしてくれるなんて、未来のクルマ感が半端ないですよね。もちろん緊急時の通報などもできるし、オペレーターに連絡していろんな用事を頼むこともできるなど、至れり尽くせり。これが全グレード300万円以下なんですから、一見の価値ありです。
3)ミツオカ・リューギ
続いて、SNSなどの「映え」度ナンバーワンで選ぶなら、ミツオカ・リューギでしょう。まるでヨーロッパのお城から出てきたような美しいフロントマスクは、一瞬で乗る人をプリンス&プリンセスに仕立て上げてくれそう。フロントグリル上部には、手作業で作られた七宝焼きのエンブレムがあるんですよ。今どきなかなかないですよね。
それに、ちょっとレトロな雰囲気もあるので、若い世代にはそれが逆に新鮮で、いろんな場所で写真を撮りたくなってしまうかも。ベースとなっているクルマはトヨタ・カローラなので、走りや使い勝手などの性能も問題なし。これが245万円から用意されています。荷物をたくさん積みたい人には、ワゴンスタイルのリューギワゴンもあります。