118台の稀少なクラシックカーが東京都内をジャック
9回目の開催となったコッパ ディ東京が11月23日に東京汐留イタリア街で行われた。会場のイタリア街には118台の宝石のように美しい名車が集結し、都内をパレード走行した。
歴史あるクルマで都内を走るコッパ ディ 東京は1日で行われる数少ないイベントだ。銀座〜京橋〜日本橋〜湯島〜今戸神社〜晴海〜イタリア街というルートを約2時間ほどで走行する。
都心で開催ということもあり、こうしたイベントにも普段参加しない珍しいクルマが集まることでも有名である。参加車両を柵なしで見られることができることも嬉しいポイント。突然現れた「ウルフ・カウンタック1号車」には当然人が集まった。
また、毎年恒例のイタリア製スクーター「ベスパ」によるパレードも行われ会場を盛り上げた。来年は10回目を迎えるコッパ ディ 東京。参加者とギャラリーの間に仕切りのない距離感でこの先も楽しみたいと感じられるイベントだった。
【参加者の声】
1965年式 フィアット850ベルリーナで初参加のKさん
「パレードの時間も早く道も混んでいなくて2時間半の走行は苦にならないですね。10時からスタートなので、銀座や浅草などは人が少なく残念でしたが面白かったです」
購入してから1年経つというKさんは、冬の時期は足グルマとして使用しているという。こうしたイベントには初参加とのことで「今後も参加したいと思います。仲間と一緒に何かするのは楽しいですね。新しい出会いもあって病み付きになります」と話してくれた。