新型アウディQ7が登場! 48Vマイルドハイブリッドを採用したプレミアムSUV

洗練されたスタイリングをさらに際立たせた!

 アウディ ジャパンは、ラグジュアリーSUV「Q7」の新型モデルを発表。8月18日より発売を開始した。アウディのSUVシリーズであるQモデルの最新デザインを身にまとい、V6エンジン搭載車には48Vマイルドハイブリッドを標準搭載した。

 アウディQ7は2006年に日本市場へ投入。スタイリッシュなデザインと7人乗り3列SUVというパッケージにより、日本はもちろん世界中で大ヒットとなった。2016年には2代目へとフルモデルチェンジしている。

 注目のパワートレインは、ツインスクロールターボを搭載する3リッターV6エンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムの組み合わせを用意。最高出力340馬力(250kW)、最大トルク500Nmというスペックを誇る。トランスミッションは8速ティプトロニックとなり、機械式センターデフをもつクワトロ・フルタイム4WDを組み合わせる。通常は40:60という駆動配分から、路面状況に応じて前後70:30〜15:85へ可変させることが可能。FRさも感じさせる軽快なハンドリングから、路面状況に応じた最適な駆動力を得ることができる。

 足まわりはプラス60mmのリフトモードからマイナス30mmのハイウェイモードまで4段階の車高調整が可能なエアスプリングを、そして減衰力を連続的に調整できるショックアブソーバーを組み合わせたアダプティブエアサスペンションをオプション設定。S lineにはさらに車高を15mm低め、よりスポーティな仕様へ仕立てられたアダプティブエアサスペンションスポーツを標準装備としている。

 エクステリアデザインは、Qモデルのためにデザインされたオクタゴン・シングルフレームグリルを採用。よりアグレッシブなデザインへと生まれ変わっている。

 リヤビューは左右のライトユニットをつなげる印象的なアルミニウムストリップを配置。近未来的なグラフィックが与えられており、水平基調のデザインと相まってスタイリッシュさに磨きを掛けた。

 足もとは19インチアルミホイールがスタンダード。スポーティグレードのS lineは20インチを装着する。

 インテリアは、12.3インチディスプレイを採用するアウディバーチャルコクピットを装備。スピードメーターはもちろん、ナビ画面や各種情報を表示させることが可能だ。インパネ中央にはハプティックフィードバックを備える、大型タッチスクリーンを上下2画面で配置。上段(10.1インチ)にはインフォテイメントやナビゲーション画面を、下段の8.6インチには空調のコントロール画面などが表示される。

 シートは5名乗車がベースだが、オプションとして3列シート7人乗りも用意されている。2列目は個別にシートスライドやリクライニングが可能となっており、電動格納シートが装備される。ラゲッジスペースは5人乗り仕様が890L〜2075L、7人乗り3列シート仕様は770L〜1955Lという大容量となり、ミニバン並みの容量や使い勝手を誇る。

 もちろん安全運転支援システムも抜かりなし。アダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブドライビングアシストを搭載。車間距離を維持するクルーズコントロールと車線維持機能を組み合わせ、ドライバーの疲労軽減に大きく貢献する。

 走行中、ドライバーに異常が発生した場合、反応がなければ斜線を維持しつつ緩やかに減速し、停止するエマージェンシーアシスト、車両を上空から見ているように映像をMMIモニターに表示するサラウンドビューカメラ、駐車時にホイールを石などにぶつけないよう3Dビューで確認できるカーブストーンアシストなども用意されている。

 また、今回の導入を記念した限定車「Q7 45 S line limited」が設定されている。2リッター直4ターボ+8速ティプトロニック+クワトロフルタイム4WDシステムという組み合わせ。最高出力252馬力(185kW)、最大トルク370Nmというパワートレインを搭載。7シーターパッケージやブラックのアクセントカラーが際立つプレミアムパッケージ、21インチアルミホイールを特別装備している。ボディカラーは限定車専用となるバリークブラウンメタリックのほか、グレイシアホワイトメタリック、デイトナグレー、オルガブラックメタリックの4色を用意する。限定台数は310台のみとなっている。

 車両本体価格(税込み)は下記の通り。

55 TFSI quattro 957万円
55 TFSI quattro S line 1020万円
45 S line limited 975万円


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