世界に誇る往年の名車をいつまでも乗り続けたいオーナーに朗報
TOYOTA GAZOO Racingは、往年の名車の補修部品を復刻・再生産する「GRヘリテージパーツプロジェクト」の第2弾として、2000GTのパーツを復刻し、国内外に向けて再販売すると発表した。
このプロジェクトは、今もなお愛される名車に乗るオーナーが、いつまでも大事に手を入れて乗り続けたいという思いに応えるべくスタート。第1弾は、注目のA90型GRスープラが発表されると同時に、A70/A80型の補修部品の再生産を発表している。
2000GTといえば、日本のみならず海外でも非常に人気の高い名車だ。ヤマハ発動機とともに開発し、1967年に発売。2リッター直6エンジン、4輪ダブルウイッシュボーンサスペンション、4輪ディスクブレーキ、マグネシウムホイールなど当時最先端ともいえる技術を惜しみなく投入。欧州のスポーツモデルにも引けを取らないパフォーマンスが与えられていた。
現在、8月1日(土)より準備の整ったアイテムのオーダー受付を順次開始できるように調整中とのこと。パーツの詳細はTOYOTA GAZOO Racingのウェブサイトにて公開される予定だ。再生産されるアイテムは通常の純正補修部品同様に、全国のトヨタ販売店で購入することができるが、車両の希少性などを考慮し、部品の転売などを防ぐためにオーナーのみ購入できるよう配慮される。なお、車両あたりの購入可能数量も限定されることになる。
今回再生産されるおもなアイテムは、下記の通り(すべて5速MT車用)。
トランスミッション関係
ギヤ、シンクロハブ・スリーブ、ガスケット・オイルシールキット、ベアリングキット、スナップリングキット、スラストワッシャー、シフトフォーク
デファレンシャル関係
ファイナルギヤキット、リングギヤセットボルト