コロナがバス業界を襲う! 最近路線バスの走りが「ぎこちなく」なったワケ (1/2ページ)

初めて通る道を運転しているような「ぎこちなさ」があることも

 一般路線(街なかを走る)バスに乗ることが大好きな筆者は、公私ともに鉄道よりも一般路線バスを移動手段として優先的に利用しているのだが、最近バス運転士の運転が下手というか、雑というか、とにかく「この運転士は大丈夫なの?」と感じることが多い。まるで、独り立ちしたばかりの新人運転士のような運転をする運転士が目立っている(けっして新人ではない様子)。

 始発停留所から定時に出発し、しばらくは信号が黄色になっても、加速してそのまま交差点を通過するなど、少々急いでいるような運転をしているかと思えば、しばらく走行したあとに、バス停に早く到着したようで時間調整を行ったりしている。二種免許を持つ運転士とは思えない、急制動とまではいかないが荒っぽいブレーキングも目立つ。以前から、ていねいな運転を行う運転士もいれば、荒っぽい運転士もいたのだが、最近は以前より気になる運転士が目立っている。その様子は一般ドライバーでいえば、初めて通る道を運転しているように見える。

 以前、ある事業者のバス運転士から聞いたところでは、同じ路線でも平日と土曜や日曜、休日では、バス停とバス停の間の指定移動時間が交通渋滞の有無などで変わっている(土曜や日曜、休日のほうがはやい)というのを聞いたことがある。しかし、とくに土曜などは予測しているより交通量が多く、指定された移動時間をオーバーしがちになるので、速度を上げ気味になるとは聞いたことがあるが、いまの状況は単に“急いでいる”というものではないところで異なる。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報