トヨタ・タウンエースがマイナーチェンジ! 新開発1.5リッターエンジン搭載で魅力アップ

特装車は新たに冷凍車がラインアップに追加された

 トヨタ自動車は、ビジネスバン・トラックのタウンエースをマイナーチェンジ。先進安全装備の充実や新開発のパワートレインの搭載でさらに魅力を高めた。メーカー希望小売価格(税込み)は、バンが181万9000円(DX 2WD 5速MT)~234万7000円(GL 4WD 4速AT)、トラックは167万7000円(DX 2WD 5速MT)~212万9000円(DX Xエディション 4WD 4速AT)。全国のトヨタ車両販売店にて、9月4日(金)より発売する。

 まず、先進安全・安心装備は、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する、衝突回避支援ブレーキ機能や、駐車場などでのアクセルとブレーキペダルの踏み間違いによる急発進を抑制する、誤発進抑制機能などをパッケージにした衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載した。

 そのほか、夜間の運転時にドライバーをサポートしてくれるLEDヘッドライト(マニュアルレベリング機能付)の採用したほか、後続車へ自身の存在をアピールするLEDリヤコンビネーションランプも装備した。

 また、小型商用車のために新開発した、1.5リッターの2NR-VEガソリンエンジンを新搭載した。トルクフルな性能は、荷物を搭載した状態での停車と発進を繰り替えすような街なかであっても、ゆとりのある走りを披露する。

 このエンジンは燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減を図ったことで、優れた低燃費と低排出ガス性能を実現。アイドリングストップ機能もプラスしたことで、WLTCモードでバン(2WD/5速MT)で12.6km/L、トラック(2WD/5速MT)で12.9km/L。従来モデルよりも、約20%向上した。これにより、「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」を達成している。

 同時にメーカー完成特装車においても、ベース車と同様の改良を施している。新たに冷凍車をラインアップに追加。冷却能力がマイナス5度までの中温冷凍車と、5度までのクーリング車という2種類が用意される。


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