旅のためにデザインされた新緑色鮮やかな 「マクラーレン・ヴァーダント・テーマGT byMSO」が登場!

430時間に及ぶ作業から生まれたスリートーン塗装を施した

 マクラーレン・オートモーティブはマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)が手がけた「マクラーレン・ヴァーダント・テーマGT byMSO」を発表した。「緑にあふれた風景と美しい地平を存分に楽しむための“旅”」を想定して作られたグランドツーリングのスーパーカーとなる。

 マクラーレン・ヴァーダント・テーマGT byMSOの素材は自然界の色合いと質感を反映した。特徴的な緑色のボディカラーはMSOによるサテンのスリートーン塗装でフレッシュな印象を与える。明から暗へとシームレスなグラデーションが施され、このマシンのために特別に作られたサテン仕上げのホーセル・グリーン、アルボル、プラトーがブレンドされた。色合いを完璧に融合させるために430時間に及ぶ過酷な作業を実施し、MSO史上最も複雑な塗装プロセスも経ているというこだわりようだ。

 ラグジュアリーさをさらに引き立てているのは、ボディーとフロントスプリッターに配されたネイピア・グリーンのピンストラブのハンドライティグアクセントだ。MSOビスポークのブレーキ・キャリパーにはネイピアグリーンを使用し、MSOブラック・パックに含まれるホイール、ウインドー上部周辺とエグゾースト・フィニッシャーのグロス・ブラック仕上げが美しいコントラストを生み出している。

 インテリアにはローレル・グリーンのマイクロパイピングが入ったダーク・グリーン、ジェット・ブラック、ローレル・グリーンのレザーをチャコール・グレーのカシミアと組み合わせた。キャビン内で手に触れる主要なポイントにはマクラーレンとして初となるカシミアを用いた。入手量に制限があることから、現段階ではすべてのMSOオプションのなかでももっとも高級な素材のひとつとなっている。

 キャビンにはGTに求められるスペースと快適性、使い勝手を備えるだけでなく、専用プラーク、ロゴ刺繍、MSOロゴがレーザー・エッチングされたアクセルペダルがラグジュアリーさを演出する。

 GTのプロアクティブ・ダンピング・コントロール・サスペンションと最高出力620馬力の4.0リッターV8ツインターボエンジンはこれ以上の改良余地はないとみなされ、変更されていない。

 マクラーレン・ヴァーダント・テーマGT byMSOでは旅をすることを想定してデザインされたことから、ラゲッジ収納スペースはゴルフバックとスキー用具も収納可能な570Lのスペースを誇る。ほかにも、インフォテイメントシステムやアンビエントライティング、オプションのエレクトロクロマチックガラスパネルを装備し、マクラーレンの新たな基準となる旅での快適性と洗練さを取り入れている。


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