投稿日: 2016年9月5日 18:11 TEXT: WEB CARTOP編集部 【メディア対抗4時間耐久レース】CARトップは終了3分前にまさかのガス欠! Category 自動車イベント・カーイベント モータースポーツTags マツダ メディア対抗レース ロードスター 画像はこちら CARトップチームは中国メディアとコラボで参戦 今回で第27回となる「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が2016年9月3日(土)に茨城県にある筑波サーキットで行われた。これは、自動車雑誌やWEB媒体が編集部を中心としたチームを作り、マツダ・ロードスターで4時間の耐久レースを戦うというイベントだ。 第1回から参加しているCARトップチームは、CARトップ編集部、WEB CARTOP編集部、GT-Rマガジン編集部の編集各1名に加え、中国最大の自動車メディア「易車網」から若手編集者ドライバーであるYin Dongさんも参加。さらに助っ人としてジャーナリストの中谷明彦さんを加えた5名で戦った。結果はラスト3分、中谷明彦さんのドライブ中にまさかのガス欠! という衝撃の幕切れとなった。 初代ロードスターが登場以降、27年間続いている「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」はメディアがドライバーとして参加し、ロードスターの走りの楽しさを味わいつつ、クルマの素晴らしさを伝えるという趣旨で行われている。 当日は4時間耐久レース以外に、ロードスター体験試乗会やファミリー走行、サーキットバスツアーが行われ、マツダファンならずとも楽しめるイベントになっている。 メインレースとなる「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」は16時にスタート。CARトップチームは昨年、ピットでの痛恨のミスがあり8位でレース終了となった。それを踏まえ今年はピットでのチームワークを重視しながら、昨年同様に5人のドライバーで耐久レースに挑む。 今年は中谷明彦さんが予選で3番グリッドを獲得。先行ドライバーは燃費を重視した走りをし、最終ドライバーの中谷明彦さんがスパートするという作戦である。 順調に周回数を重ね、トラブルもなく時間が過ぎていく。しかし途中でセーフティーカーが入り、順位に変動が起きる。予測不可能のセーフティカーのタイミングとピットインのタイミングにより、順位が上がるチーム、下がるチームも出る。CARトップチームにはやや不利なタイミングだ。 ドライバーがコースで走っている間は、ピット内にあるモニターを見ながら携帯電話でドライバーとピットが連絡を取り合う。目標タイムや走り方などを調整しつつ、順位アップを目指す。 第3ドライバーはYin Dongさんが担当。中谷さん曰く「CARトップの編集2人より早く安定して燃費も優れた走りを披露してくれました」とコメントをしてくれた。 そしてラスト30分、たっぷりと残ったガソリンを使い、表彰台を目指すドライバーは中谷さん。ピットからの「全開」という指示に応え、なんとロードスターレースのファステストラップを叩きだしてくれた。ハイペースで集会を重ねる中谷さん、ラスト3分というところで「あー、ガス欠しているクルマがいる」という連絡が来る。 すかさずピットから「どこのチームですか?」と返答をすると冷静に「おれだよ、おれ」という返事。まるで他人事のように言う中谷さんの発言にピット内はため息と共に笑いが起きた。夏の祭典、メディア対抗4時間耐久レースはこうして幕切れを迎えた。 毎年数々のドラマを生み出すメディア対抗4時間耐久レース。今年はCARトップチームに微笑まなかったが、チーム全員が改めてクルマの素晴らしさ、モータースポーツの魅力を実感した。 なおこのメディア対抗4時間耐久レースの動画を近日公開予定なので、ぜひご覧下さい! 画像をもっと見る編集部が選ぶ!あなたにおすすめの記事 【PR】【2024年12月】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介 【検証】新型ロードスターは高くても遅くても楽しいのか? 【今さら聞けない】オープンカーの呼び名が沢山あるのはナゼ? 【今さら聞けない】クルマの理想的な重量配分とは? 【今さら聞けない】なぜクルマにはアルミがもてはやされるのか 2024年のもっとも美しい色のクルマはCX-80の銅色! 開発者が狙った「溶けるような銅」とは
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