路面コンディションは最悪ながら叩き出した驚異的なタイム
交通タイムス社が、約40年にわたり1200台以上を走らせてきた筑波サーキットテスト企画。近年はレーシングカー並みの速さを見せるスポーツモデルが続々と登場し、かつてはチューニングカーが目標としていた“筑波1分切り”は市販車でも到達しそうな勢いである。
そんななか、過去のテストにおいてついに1分を切ったクルマが、ポルシェ911GT3。そのタイムはなんと59秒859。しかし、国産車としてタイム更新を狙うべく立ち上がったのが日産GT-Rニスモだ。
2017年にも1分切りを果たすべくチャレンジしたのだが、当時は59秒台に入れることはできなかった。しかし、今回は姉妹誌GT-Rマガジンが主催したテストに、進化と熟成を極めた2020年モデルを投入。ステアリングを握るのは、日本最高峰のツーリングカーレース「SUPER GT」にて、日産のエースとして戦う松田次生選手。
路面コンディションは最悪といってもいいような条件で、見事ポルシェのタイムを上まわることに成功! 59秒361をマークした。迫力のタイムアタック映像や、松田次生選手と田村宏志GT-R企画責任者によるコメントなどを動画でお届けしよう。