出力向上に合わせてボディ剛性向上や足まわりを再チューニング
トヨタ自動車は、話題のスポーツモデル「GRスープラ」の3リッター直6ターボエンジンを改良したモデルをアメリカ・フロリダ州デイトナにて発表した。同モデルの日本での発売は、2020年秋以降を予定している。
今回の改良は、エキゾーストマニホールドの構造を変更。さらに、新ピストンを採用したことで、圧縮比の変更も行っている。この仕様変更により、最高出力は従来モデルの335hp/5000-6500rpmから、382hp/5800-6500rpm(従来比+14%)に。最大トルクは365lb.ft.(ポンド フィート)/1600-4500rpmから368lb.ft./1800-5000rpmへと向上した。加速性能は時速0-60マイルにおいて3.9秒(従来比マイナス0.2秒)となり、よりパワフルな走りを楽しむことができる。
もちろん、出力の高まったエンジンの性能をきちんと路面に伝えられるよう、フロントにブレースを追加してボディ剛性を強化。さらに、それに合わせてサスペンションも再チューニングを施したことでコーナリング中の安定性を高めている。