ル・マン優勝25周年を記念してアメリカでよみがえる
1991年のル・マン24時間レースで、総合優勝を果たしたマツダ787B。ご存じのとおり、ル・マン24時間は世界三大レースのひとつに数えられる格式の高いレース。総合優勝は非常に難しく、2016年もトヨタがあと数分のところで勝利を逃した。そうした中、マツダ787Bは今なお、日本メーカーで唯一総合優勝したマシンなのだ。
今回マツダは、ル・マン優勝25周年を記念し、アメリカの耐久シリーズIMSAスポーツカー選手権の「サーレン6時間レース」において、787Bのカラーリングを模したマシンを用意して闘うことになった。
787Bのカラーリングは「チャージカラー」と呼ばれたもの。当時スポンサーであったアパレルメーカーのレナウンのスポーツウェアブランド、「チャージ」から付けられたもので、オレンジとグリーンのアーガイルチェック柄だった。
サーレン6時間レースでは2台が走ることになり、55号車はオレンジとグリーンのアーガイル、70号車は同じデザインでレッドとシルバーに塗り分けられている。
サーレン6時間レースは、6月30日〜7月3日に行われる。アメリカの観衆の前に伝説のカラーリングがよみがえる!