【意外と知らない】梅雨時期に役立つカーエアコンの効果的な使い方 (1/3ページ)

パワートレインによって注意点も異なる

 全国的に梅雨入りが発表され、窓の曇りを取るデフロスター、夏になればクーラー機能と、これから大活躍するカーエアコン。しかし実際には細かいことは気にせず何となく使っている人も多いエアコンについて見落としていることもあるはず。あらためて説明しよう。

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●そもそもエアコンって何?

 エアコン=エアーコンディショナー。昔のクルマは車内を冷やすだけのクーラー、車内を温めるだけのヒーターのいずれか、あるいは両方が別々に付いていたことを考えると、家庭用のエアコンと同じく手動か自動化は別にして車内の温度を一定に保てるのがエアコンと考えればいいだろう。

●エアコンってどういう仕組みなの?

 冷房に関しては、家庭用のエアコンと同じように冷媒をコンプレッサーで圧縮し車内に送るというのはどのクルマも同じだ。だが圧縮するためのエネルギー源はエンジン車であればエンジンの出力、ハイブリッドカーや電気自動車といった駆動用のバッテリーを持つクルマであれば一部を除いて駆動用のバッテリーの電力を使うので、後者ならば夏場の猛暑でなければエアコンの使用による燃費の落ち込みは極めて少ない。

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 暖房は、ハイブリッドカーも含めエンジンが付いているクルマであれば暖まった冷却水の熱を利用する(もう新車で買えないが、昔あった空冷エンジン車はエンジンルーム内の熱気を車内に導入する)。そのため冬場にエンジンが暖まるまで温風は出ず、また構造的にヒーターの効きが悪い空冷エンジン車では、家庭用のファンヒーターを6分の1くらいに小型化したイメージの車載用の燃焼式ヒーターを積む人もいる。

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 電気自動車に代表されるエンジンのないクルマは熱源がないので、電力でお湯を作りその熱を利用するか、冷房も含め家庭用と同じヒートポンプ式を使う。

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続いてはエアコンのスイッチの使い方!


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