究極のリサイクル「歩くタイヤ」に注目!
6月、7月、8月はサンダルが活躍する季節! タイヤやホイールには一家言あるクルマ好きにピッタリのサンダルを見つけたので紹介しよう。その名もずばり、「aruku-tire(歩くタイヤ)」。
これは、東京都府中市にある福祉施設「童里夢工房」のオリジナル製品で、靴底に古タイヤのトレッド部分を利用し、鼻緒の部分には、首都高速の横断幕を活用している、ある意味究極のクルマ系リサイクル・サンダル。
ひとつひとつすべて手作りの一点モノで、使用する古タイヤは自分で持ち込むことも可能とのこと(サイズ等の制限があるので事前に要相談)。アドバンでもポテンザでもディレッツァなどの、こだわりのハイグリップタイヤベースでもいいし、抵抗の少ない(!?)エコタイヤの古タイヤをサンダルにするのも、オシャレではないだろうか?
また、古タイヤを使った履物といえば、マラソンなどの長距離ランの愛好者の間で、「ワラーチ」というランニングサンダルが注目を集めているのをご存じだろうか。日本の「わらじ」に名前が似ている「ワラーチ」は、一晩に100kmを駆け抜け、「世界一走る民」といわれるメキシコの山岳民族、タラウマラ(ララムリ人)という山岳民族が愛用している履物のこと。
彼らも実際に古タイヤを加工したサンダルを履いていて、その裸足感覚に近い「裸足ラン」が、人体力学にかなった走り方に矯正してくれるとのことで、ランナーの間で話題になっているシロモノだ。
上記の「童里夢工房」でも完成品を扱っているが、DIYで自作する人も少なくなく、その作り方を紹介するHPや、自作キットなども販売されている。
ランニングに興味がある人も、「走るのはクルマに限る」という人も、この夏はタイヤサンダルで差をつけてみよう!
【詳しくはこちら】
「童里夢工房」
http://dreamkobo.shop-pro.jp/
「童里夢工房」のタイヤサンダル製作記
http://dream-sandal.blog.so-net.ne.jp/archive/201207-1