ランボルギーニ・ウラカンの実車も見られる
プラモデル、ラジコン、そして鉄道模型といったメーカーが一堂に会して、まもなく発売される新製品を発表する、静岡ホビーショーの季節がやってきた。
「模型の世界首都」として、世界中の模型ファンに情報を発信する静岡市で開かれるこの模型ショー。今回で55回目を数え、東京で9月に開催される全日本模型ホビーショー(日本プラモデル工業協同組合)と並びこの業界での2大ショーと呼ばれる。毎年7万人以上を集める同イベントが、今年もツインメッセ静岡で5月14、15日に一般公開される。
●タミヤ
タミヤブースでは、RCモデル、スケールモデル、ミニ四駆、それに工作キットに工具や塗料までを、ブースで展示。
画像はこちら 1/24 スポーツカーシリーズで、6月11日に発売となる「1/24 フェラーリ FXX K」がお披露目された。FXX Kはフェラーリのサーキット走行専用モデル。リヤスポイラーや大型ディフューザーのような外装パーツはもちろん、左右非対称のバケットシートやセンターコンソールなども忠実に再現している。全長204mmで、左右ドアとリヤカウルは開閉可能。
RCモデルではシャシーキット「TA」 シリーズの新作「1/10RC TA07 PRO シャーシキット」が登場した。シングルベルト4WD駆動のコンポジットフレーム。ベルトテンションの再調整だけでモーターの搭載位置が3箇所選択できるため、様々なコースレイアウトやセッティングに対応できるモデルだ。
画像はこちら また、会場ではサプライズで、新型NSXのボディ「1/10RC NSX(TT-02シャーシ)」が発表された。全長438mm。こちらは7月頃発売予定という。
タミヤでは、ホビーショー限定販売商品も用意。また、5月14日・15日の両日9:00~16:30にタミヤ本社を開放するタミヤオープンハウスを同時開催する。
●青島文化教材社
もう恒例といえるアオシマの現車展示にはウラカンが登場。もちろん、1/24スーパーカーシリーズLAMBORGHINI Huracan LP610-4を受けての実写展示。7月頃の発売予定だ。
画像はこちら ほかにも、アオシマらしい時間を超越したラインアップも魅力だ。充実の西部警察シリーズ、さらには現在版権元へ申請中で、まもなく登場するであろうモデルも多数出展されていた。
画像はこちら ●トミーテック
トミカリミテッドヴィンテージNEOを多数展示。また「さらばあぶない刑事」とのコラボレーションモデルも出展している。
●ハセガワ
今年75周年を迎えるハセガワのブースには、新金型で起こされた1/24スケールの「ホンダ N360 (N II)」が登場。
●EBBRO
画像はこちら スーパーGTの各マシンはもちろん、ホンダS660、さらにはホンダジェットも1/48スケールで登場した。
新製品を追いかけていくと、やはり、マツダ・ロードスター、ホンダ新型NSX、S660、シビックタイプRがダントツに多かった。しかし、中にはモーターショーで登場したこんなモデルも見かけることができた。
静岡ホビーショーは、ツインメッセ静岡で、2016年5月14日(土) 9:00~17:00、5月15日(日) 9:00~16:00の日程で開催となる。
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第55会静岡ホビーショー