拭いても落ちない白い汚れの正体は? クルマのガラスに発生する「ウロコ」の原因と対策 (1/2ページ)

一度ウロコができるとさらに汚れがつきやすくなってしまう

 ウインドウのクリーニングは日ごろのお手入れのなかでも重要なメニューだ。最近はコーティングの普及で油膜が発生しにくくなっているが、走っているうちに汚れるし、視界がクリアでないと運転時のストレスにもなる。場合によっては危険なこともある。

 頻繁にきれいにしているクルマにはあまり関係ないだろうが、ガラス表面にウロコというものが発生する場合がある。聞き慣れないかもしれないが、表面に白く丸いシミみたいなものが無数に発生するもので、その見た目からウロコと呼ばれている。ピント来ない方でも、温泉の洗い場で見かけたことがあるハズ。家庭の風呂でも発生するし、白くなるのも同じ症状だ。

 クルマの場合、ワイパーがあるので全面に発生することはないが、端のほうにできることもあり、軽いものならよく見ると結構できていたりする。

 このウロコ、簡単なものなら強くこすれば落ちるが、頑固なものは油膜取りに使うガラス用コンパウンドで削り取るしかない。また、手で落ちない場合もあって、そのときはプロに頼んで機械で研磨してもらうしかなくなることもある。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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