大型車はだいたい100万km/10年で買い替え
乗用車の場合、以前であれば10年10万kmなどと言われ、最近はもう少し伸びているが、大型トラックや大型バスはどれぐらいの距離や期間、使うことができるのだろうか。実際、乗用車と比べても、サイズがまったく違うし、そもそも使い方も異なる。
結論から先に言うと、だいたい100万km/10年ぐらいで買い替えるようだ。実際には200万km/20年ぐらいまでは使える(海外でボロボロの日本製トラックやバスが現役なのを見ればわかる)とされるが、修理コストなどがかさんできたり、排ガス規制の強化などがあれば使えなくなることもあるので、運送事業者としてはそこまで延々と使うことはないという。
それにしても100万kmというのは凄い距離ではあるが、扱うモノによるものの1年間で10万kmほど走るし、知り合いの業者に聞くと「それぐらい走らないとペイできない」という。最近では運賃の低価格化が進み、拍車をかけているのが実際だ。