富士スピードウェイでの車両調整テストをキャッチ
4月20日、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム2016に参戦を表明している奴田原文雄(ぬたはらふみお)選手の富士スピードウェイでの車両最終調整の模様をキャッチした。
「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、アメリカ・コロラド州パイクスピークにあるという山にパイクスピーク・ハイウェイを舞台に繰り広げられるヒルクライム・タイムアタックイベントである。1916年に初開催となり、アメリカ・インディアナ州で開催されているインディ500(インディアナポリス500マイルレース)に次ぐ長い歴史を持つレースイベントで、今回は100年目の記念大会となる。
そのスタート地点は、パイクスピーク・ハイウェイの途中、標高2862mの地点となる。ゴール地点はパイクスピークの頂上。標高は富士山よりも高い4301mである。その20?にわたるコースは、平均勾配7%でコーナー数は156。このコースを一台ずつ出走してそのタイムを競う。標高が上がるにつれて空気は薄くなり、ガソリン車の場合は出力が大きく落ちていく。