【試乗】注目のディーゼル搭載! 新型「ジャガーXF」に乗った (1/3ページ)

実用性だけではなくパフォーマンスも重視

「ジャガー」のダイナミック・ラグジュアリー・サルーン「XF」がフルモデルチェンジ。新開発のディーゼルエンジン搭載モデルを含む全7機種が日本に導入された。その走りをサミット(G7主要国首脳会議)開催を直前に控える三重県の伊勢志摩で試した。WEB CARTOP

ジャガー」というブランド名を聞いて、皆さんはどのようなイメージを抱くだろうか? ロングノーズの美しいフォルムを纏った60年代のE-TYPE、70年代以降のXJ/XJ-Sなど、紳士淑女のための流麗な英国車という印象を思い浮かべる方が多いだろう。

 2002年のパリ・モーターショーで、同社は革新的なアルミボディの「XJ」を発表。その技術を応用して2007年に生まれたのが初代「XF」である。 今回試乗した新型XFは2代目となるモデル。ラグジュアリー・サルーンとしての存在感、4ドアセダンでありながらクーペのような美しいスタイルなど、ジャガーの伝統をしっかりと継承しつつ、最新技術を惜しみなく投入。ハイパフォーマンスモデルとして正常進化を果たしている。

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 注目すべきはボディ全体の75%をアルミニウムで構成している点。同社独自のアルミニウム・インセンティブ構造により前モデルに比べて190kgもの軽量化を図ったというアルミモノコックボディは、ねじり剛性を28%も向上することに成功。

 前後重量配分は50:50とするなど、FR(フロントエンジン/リヤ駆動)車としての理想的なバランスも手にしている。エンジンは2リッター直4スーパーチャージド/3リッターV6スーパーチャージドのガソリンモデルに加え、今回から2リッター直4ターボチャージドのディーゼルエンジンも追加。トランスミッションは全車8速ATを採用する。

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