世界初の完全通信型ナビも搭載！　美しさと力強さを両立した新型キャデラックCT6が登場

最先端の安全機能や完全通信ナビを備えた極上モデル

　ゼネラルモーターズ・ジャパンは6月15日、キャデラックの最上級セダン「キャデラック CT6」の新型モデルを発売する。メーカー希望小売価格は税込み1026万円。

　新型CT6は2016年に披露したコンセプトモデル「エスカーラ」のデザインを踏襲した最初のモデル。フロントやリヤ、インテリアのデザインを刷新し、細部に渡りチューニングを施したことで高次元での走りを最適化し、「ドライバーズプレステージセダン」として独自の進化を遂げてきた。

　エクステリアは力強さと、低く伸びやかな美しいプロポーションを両立。クリスタルフォグ仕上げのグリルと20インチの大径ホイールを備え、先鋭的なデザインのヘッドライトとテールランプは一目でキャデラックとわかるスタイリッシュな印象をもたらす。アイコンである縦長デザインを基調にしたデイタイムランニングライトをこのモデルにも採用した。

　CT6は3.6リッターV6エンジンに、新たに10速オートマチックトランスミッションを組み合わせることで、なめらかで切れ目のない応答性を実現。最高出力340馬力、最大トルク386N・mを発揮する。

　また、最新の接合技術を注ぎ込み、軽量で高剛性なボディに仕上げた。アルミニウム含有率は62％で、従来比100kgの軽量化に成功している。マグネティックライドコントロールやアクディブオンデマンドAWD、アクティブリアステアを統合的に制御し、雨や雪上などの滑りやすい路面でも最適なスタビリティとハンドリングを実現した。

　もちろん、最先端のアドバンスセーフティ機能を標準装備している。視界を広げ、死角を減らした最新型リアカメラミラーを搭載したほか、夜間走行中に前方の人や動物を認識し、赤外線映像を映し出すエンハンスドナイトビジョン、セーフティーアラートドライバーシート、フロントニーエアバッグなどを用意した。

　より快適でスマートなドライブを可能にするためのテクノロジーも搭載。2台の高解像度10インチディスプレイは、オーナーが所有するデバイスと接続してコンテンツを楽しむことができる。新たに採用したロータリーコントローラーはApple CarPlayやAndroid Autoでの使用も考慮している。

　ほかにも、世界初となるDR （自律航法）マップマッチング対応クラウドストリーミングナビを採用。これはゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビである。最新の地図と高精度の情報を常に取得してルート案内やオンラインフリーワード検索を快適に使用することができる。車載センサー連動のパケット通信サービスを利用する完全通信型ナビとしては、世界初となる。