ハイブリッドレスで後輪駆動のレース用NSXが登場!
初のビッグマイナーチェンジによってハイブリッドが追加されたSUV「MDX」がメインとして飾られている脇で、ひっそりと展示されていたNSX。これこそ、CARトップスクープ班が4月号(2月26日発売)でその存在をスクープしていた新型NSXのレース用車両「NSX GT3」だ!
2017年秋のホモロゲーション取得を目指しているというNSX GT3。FIA-GT3のレギュレーションに合わせるため、3.5リッターV型6気筒ハイブリッド→3.5リッターV型6気筒のみ、4WD駆動→リア駆動、とベースとなる新型NSXとは異なるパワーユニット&駆動方式となっている。
またエクステリアは、冷却性能を高める開口部の大きなフロントグリル&バンパー、空力性能を高める大型のリアスポイラーやリップスポイラー、カナードなど、ノーマルとは一線を画するレーシーなたたずまいとなっている。
北米でのレース参戦を目指すとアナウンスされているが、GT3車両となれば当然、スーパーGTのGT300での参戦も考えられる。ホンダは2015年シーズンで、CR-ZでのGT300参戦を終了している。折しも、2016年シーズンのGT300は、ポルシェ911GT3、ランボルギーニ・ウラカンGT3、メルセデスAMG GT3など、世界のスーパースポーツが参戦する。日本の誇るスーパースポーツとして、NSX GT3の参戦も期待したい!