年式と劣化の度合いを照らしわせてみるべし
中古車を買うというのは不安があるもの。走行距離や年式、見た目で判断しつつも、騙されているのでは? と疑心暗鬼になることも多々ある。最終的には、中古車のプロにかかればどうでも騙されてしまうのだが、それでも見ないよりは見ておいたほうがいい。今回は簡単ではあるけれど、クルマの真の状態がわかるポイントを紹介しよう。
1)遠くから見る
いきなり漠然としたポイントで恐縮だが、何かあるクルマは佇まいがどこか変。雰囲気が違うと言ったらいいだろうか、近くだと感じにくいので、まずは遠くから全体を眺めてみる。
2)ペダル
いくらきれいにしていても、ペダルのゴムまでは交換しない。もちろん乗れば乗るほどすり減っていくので、年式や走行距離と照らし合わせてみてほしい。たとえば走行距離が少ないのにすごく減っているのは変だし、走行距離なりにしても片べりなどから前オーナーの乗り方が想像できたりする。同様の視点でステアリングやシフトも見ておこう。
3)シートの角
乗り降りの回数にリンクしているので、ペダル同様に状態からクルマの質を想像しやすい。同じく、フロアマットの角も参考になる。