コンセプトカー詐欺だと嘆かれるモデルが多数
今年は東京モーターショーイヤーということもあり、今からどんなモデルが展示されるのか楽しみにしている人も多くいることだろう。しかし、コンセプトカーとしては非常にイケていたのに、市販車となった途端にビミョーなデザインになってしまった車両も少なくない。
もちろん市販化するにあたっては法規対応などで変更せざるを得ない部分があることは重々承知しているが、もうちょっとなんとかならなかったの……と思ってしまうコンセプトカーをピックアップしよう。
1)ダイハツOFC-1
2007年の東京モーターショーに登場したOFC-1は、軽自動車サイズのボディに660ccのターボエンジンをフロントに搭載したとアナウンスされたモデル。
当時現役だった初代コペンの次期型を示唆するモデルではないと言われており、実際に登場した2代目コペンはこのコンセプトカーとは全く違うデザインを纏っていたが、いま見てみると、OFC-1のコンセプトを2代目コペンに採用した方がよかったのでは……?
2)スバルWRXコンセプト
2013年のニューヨークショーで初披露されたWRXコンセプト。ぐっと低く構えたプロポーションや、大きく張り出したリヤフェンダーは4ドアクーペと言ってもいいくらいの獰猛なフォルムとなっていた。
しかし、2014年に登場したWRXは面影こそあるものの、コンセプトに比べるとずんぐりむっくりしたものだった。おそらくコンセプトを発表した段階で市販デザインは決まっていただろうから、コンセプトカー詐欺と言われても仕方ない。