ジュネーブショーでスバル新型XVコンセプト発表!

デザイナーの「SUVでも美しく」のヤル気が伝わってきた!

 ジュネーブ・モーターショーのSUBARUブースは、お決まりのホール2階定位置にデ―ンと作られている。出展車の数を欲張らずゆとりのあるブースが好評だが、そこでついに新型XVが姿を現した。「コンセプト」とはいえ、極めて実車に近い雰囲気で、SUV、クロスオーバーファンを引き付ける。WEB CARTOP

 XVはインプレッサ兄弟のSUVだ。5ドアと3ドアはコンセプトカーがすでに発表されているので、これでインプレッサ・シリーズの次期モデルのアウトラインが見えてきた。3月末にニューヨークで開かれるモーターショーでは、新型のインプレッサ5ドア、3ドアが正式デビューする予定。数多いインプレッサファンにはとても楽しい春だ。

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 新型XVの正式デビューはインプレッサより遅く、来年になりそうだが、この美しいXVコンセプトカーを見ると、1日も早いデビューを願いたくなる。ジュネーブショーのSUBARUブースで、デザイン部長の石井守さんに話を聞いた。WEB CARTOP

「これまでのSUBARUデザインは機能優先でした。空力やロードクリアランス、荷室を確保するなどがお客さんに最も大事だと思ってやってきました。もちろん、その気持ちを優先しながらも、今回のインプレッサ・シリーズはスタイルにもこだわっています。とくにリヤののびやかなラインをみてください」WEB CARTOP

 確かに美しい。それにオレンジ色を各所に配したデザインは目を見張る。このまま発売してほしいが…「量産でもデザインの基本は変わりませんし、ボディカラーも市販を意識しています」これは楽しみだ。WEB CARTOP

 現行のXVもオレンジカラー人気が高く、見た目にも印象的である。現在、インプレッサ・シリーズ(2リッターNAと2リッター・ハイブリッド)のうち、XVが50パーセントを越したという。SUVブームのなか、コンパクトさとSUBARUが誇るAWDの熟成度が人気の秘密だろう。

 トヨタブースでは、ライバルにあたるクロスオーバーカーのC-HRが発表されたばかり。アウディ新型Q2も人気が高まりそうで、このジャンルは楽しそうな競合車がひしめいている。新型インプレッサ・シリーズに期待が高まる。


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